2011年3月6日日曜日

山岳会の高(老)齢化


 カミサンが活動してきた「新婦人山歩き会」が、1月の定期総会で解散を決定した。会員の平均年齢が65才と高齢化し(私の推定)、リーダー・世話役の引き受け手がいないのが原因だというが、続けてほしいという会員も少なくないようだ。

 20年前、会の創設に加わり、一昨年まで、時には山行案内など、引き受けてきた私にとっても残念である。しかし、私自身登高意欲は一向に衰えてはいないのに、このところの山行では、体力不足を痛感する機会が多いので、高齢登山者にリーダー・世話役の引き受け手がいないのも、無理からぬと思うのである。

 因みに、ネットで「中高年山岳会」を検索してみると、多くの山岳会で「高齢化」が問題になっている。また、警察・自治体、専門家の山岳遭難情報では、「中高年登山者の事故というより、70才以上の高齢登山者の事故」が焦点とされている。1980年代の「中高年登山者ブーム」のたそがれが迫っていというわけだろうが、良い考えはないのだろうか。カミサンの場合は、私といっしょに登るという方針のようだが…。
 写真は金山山頂をめざして登るカミサン。

2011年3月4日金曜日

金山は雪


 カミサンと金山に登りました。一昨年、国土地理院1/25000地図で発見した、ガイドブック等で紹介されていない「栗原川ルート」からです。
 このルートは、昔は利用されていたようですが、林道新設で断ち切られて、寂びれてしまい廃道になったもののよう。ただし試登したところ、上部は二つに分かれていて、国土地理院地図とも異なっていることも判明。しかしなんといっても、上部の豊かな自然林や複雑な山腹巻きも楽しめ、世間に紹介されていない静かなところが魅力です。そのうえ今日は、昨夜来降ったらしい雪が積もっていましたので、山は特別に森閑としていて、絶好のコンディションでした。
 正午前には下山してきたので、帰路娘婿からもらった優待券を使用して、吉野ヶ里温泉で汗を流してきました。カミサンいわく。「こんな山行が、ちょうどいいわ」。
 写真は雪を乗せた金山のブナです。

2011年3月3日木曜日

3月のクリスマスローズ


 いよいよ3月。クリスマスローズ開花。カミサンが4.5年前庭の隅っこに植えたもので、年々、この時期に咲き、花数が増えていきます。うつむいているのは、花弁が重いからでしょうか。一方、ご近所のしだれ梅も、いまや満開で青空にあざやか。
 「朝日新聞」には、99才の日野原重明さんが、「挑戦すれば才能は開花する。老いない。やったことがないからなんていわずに、とにかくやってみる。ポジティブに生きることが大切」と語っていました。耳が痛いです。
 写真はクリスマスローズとしだれ梅。