カミサンが活動してきた「新婦人山歩き会」が、1月の定期総会で解散を決定した。会員の平均年齢が65才と高齢化し(私の推定)、リーダー・世話役の引き受け手がいないのが原因だというが、続けてほしいという会員も少なくないようだ。
20年前、会の創設に加わり、一昨年まで、時には山行案内など、引き受けてきた私にとっても残念である。しかし、私自身登高意欲は一向に衰えてはいないのに、このところの山行では、体力不足を痛感する機会が多いので、高齢登山者にリーダー・世話役の引き受け手がいないのも、無理からぬと思うのである。
因みに、ネットで「中高年山岳会」を検索してみると、多くの山岳会で「高齢化」が問題になっている。また、警察・自治体、専門家の山岳遭難情報では、「中高年登山者の事故というより、70才以上の高齢登山者の事故」が焦点とされている。1980年代の「中高年登山者ブーム」のたそがれが迫っていというわけだろうが、良い考えはないのだろうか。カミサンの場合は、私といっしょに登るという方針のようだが…。
写真は金山山頂をめざして登るカミサン。