で、代わりに14日と21日は、近くの九千部山をひとりで歩いてきました。同山は当市に隣接する鳥栖市にあって高さは848m、南北に長く伸びた尾根が我が家からのぞまれる近さで、お天気と相談しながら、気軽に訪ねるにはもってこいです。しかも、山頂南西部に広がる自然林の森や、南につながる石谷山(754m)へ至る、照葉樹の巨木に覆れた縦走路は絶品で、私はかねてから、秘かに自らの「トレーニング山」としてきました。
九千部山の登山口は周囲にいくつもありますが、私が主に車を置くのは、その昔このあたりを支配していたという、筑紫氏の居館跡・筑紫神社前の四阿屋(あずまや)広場です。ここがいいのは、目の前にある城山498mを超えて行く「城山コース」、城山を迂回して谷筋を登って行く「四阿屋谷コース」、岩登りゲレンデから石谷山めざす「石谷山コース」など、多様な周遊コースが選択できることです。どのコースをとっても、山頂までの時間は3時間くらい、5.6時間で往復できるので、日帰りトレーニングに最適なわけです。
なお、城山は筑紫氏の居城・勝尾城跡で、南端の物見岩から筑後平野がのぞまれます。
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