2011年6月7日火曜日

欧州で原発撤退の流れ











 エントランスの石畳にヒメシャラの花弁が散り敷いています。 アジサイは庭の片隅で咲き始めました。(右写真)近くの水田にはなみなみと水がはられ、早苗が風になびいています。当地もいよいよ梅雨入りです。





 原発事故から3ヶ月が過ぎました。しかし、現場の危機はつづいて、収束の目途はなお立っていません。同時に、外部に放出された放射性物質を抑える手段はなく、どこまで広がるかも分からず、その影響は将来に亘って危害をおよぼす可能性があり、地域社会の存続さえ危うくしていることも明らかになりました。福島県の酪農家が、乳牛を処分し「原発がなければ…」と書いて、堆肥舎で自殺したという痛ましいニュースも報じられました。人と原発は共存できないのです。





 一方海外、ことに欧州では、ドイツのメルケル首相が「日本のような技術の高い国でも、原発の危険はコントロール不可能だ」と述べて、同国の17基の原発を2022年までに全廃し、自然エネルギーに置き換えていくことを決めました。イタリアは、原発を復活するかどうかの国民投票で、圧倒的多数が復活に反対、「原発さよなら」(ベルルスコーニ首相)を決め、同じくスイスは、原発リスクや解体費用などを考慮すると、自然エネルギーの方が経済的に勝るとして、2034年までに原発全廃を決めました。





 このように、「フクシマ」は世界に大きな衝撃を与えました。ところが、政府・民主党は「最高水準の原子力安全をめざして取り組む」と主張して、原発依存に固執しています。自民党の幹事長は、イタリアの脱原発を「集団ヒステリー」と嘲りました。日本は一体どうなっているのまともかよーと叫ばずにはおられません。 

1 件のコメント:

  1. ご指摘の通りです。政治家がいかに原発推進をしている電力業界とずぶずぶの関係か自民党幹事長発言でわかると思います。世界の趨勢に逆らう人間はまともではないと思います。そのことすら理解できない日本の政治家の低レベルに驚嘆するばかりです。

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