2012年9月23日日曜日

70才は「青春真っ盛り」

 先日、私が畑の草むしりをしたあと、カミサンは雨が降るのを待ち、土が湿ってから畝を立てて大根を播きました。その帰り道、国分神社の境内で銀杏の実を拾ってきて、水に浸けていましたが、今日は「簡単に実がはがれた」といって、縁側に並べて干しました。(写真上)銀杏はビールのつまみや、茶碗蒸しに入れると色が鮮やかでおいしいので楽しみです。

 こちらもカミサンのことで…。いつの間にか布ぞうり作りの先生になったようで、鳥栖市に住む娘が送ってきた「佐賀新聞」には、鳥栖市で催された「布ぞうり講習会」の講師に、カミサンの名前が載っていました。(写真下)「講習会」は3回コースで、20名定員のところ40名の申込みがあり、大盛況だったそうです。

 ついでにカミサンは、昨年から「新日本婦人の会・久留米支部」で事務局の仕事をしながら、(私がいうのもなんですが、おかげでパソコンのブラインドタッチは見事です)同会が主宰している「小組活動」の布ぞうり・絵手紙・チューブストレッチ・太極拳・里山にドングリを植える会・産直野菜などの小組にも参加し、いかにも楽しそうに毎日飛び回っています。先日笹本恒子著「97才の幸福論」の書評を見ましたが、著者は正真正銘97才の現役プロカメラマン。70才は「青春真っ盛り」というところでしょうか。

 さて、今年は極めつけの猛暑でしたが、そのなかでも、原発なしで問題がないことが証明されました。このようななかで、政府は「2030年代に原発稼働ゼロを可能にする」と盛り込んだ「エネルギー・環境戦略」を発表しましたが、閣議決定は見送ったうえ、「現在建設中の原発建設は継続」、「40年を超えている、既存の原発の廃炉計画はなし」「核燃料サイクルはつづけて再処理に取り組む」というあいまいぶりです。政府は「原発ゼロ」をやる気は毛頭ない、と見なければなりません。

 もっとも、財界もアメリカも、このようなあいまい「戦略」にも、「原発ゼロ」の文言があるので猛反対を表明しています。また、民主党に変わって政権復帰を目指している自民党も、総裁選を見ていると、「原発ゼロ」を望むべくもないようですから、私たち国民はカウンター・デモクラシーさらに強化しなければならないようです。

 お彼岸を過ぎ、夏の雲と秋の雲の「ゆきあいの空」が広がっています。朝の気温は20℃。畑では、カミサンが播いた大根が、早くも小さな双葉をいっせいに出しています。





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