御前岳頂上の霧氷 |
天気予報は曇り午後晴で、空は予報通りの薄墨色、ぱっとしません。登山口は福岡県矢部村の「杣の里」。国道442号と分かれて、「杣の里」に入る道路は雪が残っていたり、凍結していたりで懸念されるところですが、この日は無難に通過。スパッツなどの身支度をして、積雪数センチの登山道に入ります。
純白の雪には、けものの足跡のほかトレースはありません。足場の悪い小さな沢をいく度も渡渉を繰り返し、約1時間で御前岳のほぼ中間にある峰越林道着。ここで雨具(上着)とアイゼンを装着。徐々に増えた積雪と、霧氷の急坂をさらに約1時間登って、御前岳山頂に立ちました。
釈迦岳の頂上がのぞく |
1時間近く苦闘して、霧氷の樹海の中から100m近くそそり立っている釈迦岳が見えてきました。急坂の雪に埋まっている鎖やロープを掘り出して登っていると、釈迦岳から下ってくる登山者と出会いました。今日初めて出会う登山者です。互いに声を出して別れました。山頂着12時20分。登山口からだと3時間35分かかりました。
釈迦岳から御前岳をのぞむ |
ふだん、なじみの九千部山を5時間は歩いていて、翌日ふくらはぎや腰が痛いなどの後遺症が残ることはありませんが、昨日今日は少々痛みが残っています。トシは争えないものです。
豪華絢爛・霧氷の森 |
0 件のコメント:
コメントを投稿