昨夜届いた「うきは農民連」からの産直野菜。水菜・ほうれん草・サツマイモ・里芋のほか、特産の柿・梨などが入っていました。で、今夜は十八番の柿とほうれん草の白和えです。
すり鉢でゴマを擂り、手作りのみそ・ねりごま・はちみつ・固く絞った木綿豆腐を加えて衣を作り、湯がいたほうれん草とサイコロ状の柿を和える。生成りの衣と、ほうれん草の鮮やかなみどり、柿の橙色が食欲をそそり、これで飲む酒は、ひとしを胃の腑に沁みます。
17日は、なじみにしている九千部山の前山で、城山(494m)とよんでいる勝尾城(かつのお城)遺跡について、鳥栖市麓町コミュニティセンターで、教育委員会の研究員による講演会があると、次女が教えてくれたので出かけました。
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実が熟れた九千部山のサルトリイバラ |
パワーポイントを使った講師の説明によると、1499年に入部した筑紫氏は、現在の登山口に主館を、城山山頂と周辺の山頂に山城や砦を築き、周辺には家臣や住民の居住域を設け、福岡・筑紫・肥前・筑後の一部などを広く治めたが、1586年九州全域の支配を目論む、薩摩の島津勢に敗れて敗退。以後、山城は廃城になったが、遺構は残って、国の文化財に指定されている由。説明を聞いて、城山を越えて登る九千部山行が、いちだんと味わいをアップした次第。今月はすでに3回(1回約5時間)登りました。
それにしても物忘れがひどい! 10日福岡魚市場で仲卸をしている同期入社のご婦人に、パソコンで写真・イラストを使った文書を作る方法を教えに行った帰り、帚木蓬生「白い夏の墓標」を読みふけっているうち、網棚に置いたお土産を忘れて電車を降り、エスカレータが間もなく改札のフロアに着くころになって思い出して、血相を変えてエスカレータを逆走。ただし、ホームに上がった時には、電車はすでに発車済み。大牟田終点で確保されたお土産を受け取ったのは、1時時間半過ぎでした。お土産は、鯛・あわび・うに・やりいか・サーモンキャビアなどでしたから、失くしたら大損害でした。なお、「白い夏の墓標」は 遺伝子組み換えを扱った作品で、TPPにも関係するところがある作品です。
一昨日は酒を温めるため、酒を注いだ銚子をレンジに入れてオンしたあと、シンクに洗いかけの鍋を認めて、洗っている内に酒はチン。沸騰していました。複数のことを並行してやるのがムリなのです。
15日国会開催。先の参議院選挙で躍進し、議案提案権を得た日本共産党は、さっそく参議院に「ブラック企業規制法案」を提出しました。消費税・原発・TPP・集団的自衛権・秘密保護法など、安倍自民党は暴走をつづけていますが、これに待ったをかけるのは、共産党をおいてほかにありません。私はこれを応援します。