2011年5月11日水曜日

ちょっと嬉しい 孫正義氏の論考

 4月には、近くの山に2回登りました。畑に12回通いました。9回は草むしり、3回は堆肥の切り替えのためです。いずれも、けっこうな重労働で、1時間つづけると、汗が吹き出しがっくりきます。しかし、去年までは悩まされた強害草はドクダミだけで、カヤツリグサ(と思われる)が、今年は全然生えていないので、多少助かりました。



 このほか、3年目に入った週3回のジム通いは、各運動の負荷を減らしつつ、きっちりつづけています。山行回数が減った分は、これで補いたいのです。



 さて、写真上は4月25日に写した近所の田んぼです。一面敷きつめたように、レンゲの花が咲いていました。しかし、GWには鋤きこまれて、まもなく水が入ります。これを見るたび、東北の被災者の苦闘に思いをはせました。

 ちょっと嬉しかったのは、昨日読んだ「世界」6月号の、孫正義氏の「東日本にソーラーベルト地帯を」という論考。氏は大震災を契機に、ソフトバンクとしてのさまざまな支援のほか、個人としても 義援金100億円と代表報酬を寄付すると表明、役員報酬半額カット(残りが2,000万円余という)の「加害者」東電の強欲ぶりをあぶりだしました。





 しかし、この論考のポイントは、過酷な原発事故を契機に、原発たのみから自然エネルギー中心に転換すべきという主張です。「自然エネルギーは高くつく」というコスト論は事実に反し、アメリカでは、すでに太陽光のコストと原発コストがクロスしている。原発の地域対策交付金・核廃棄物処理コスト・事故対策費などを考慮すれば、原発コストはとてつもなく高くつく。


 また、世界の原発廃炉年数は平均して22年で、日本のように40年を超えて稼働しているのは稀。だから、廃炉の機会に自然エネルギーに置き換えるべきで、太陽光の買い取り価格を「全量買い取り、40円、20年間」にすれば、その流れは一気に進む、と概略述べています。


 財界人から、このような主張が出てきたことに、私は力を得たところです。


 下の写真は、4月29日九千部山で写した椿です。  

0 件のコメント:

コメントを投稿