毎週金曜日に行われている、首相官邸前デモは17日も実施され、大飯原発再稼働ならびに、原子力規制委員会人事案撤回などを求めて、約6万人が集まりました。3月29日から始まったデモは、通算19回目、延べ90万人が参加したことになると、「しんぶん赤旗」は報じています。
「私たちはいままで、全国のあらゆる人たちの力をふりしぼって、現在までに780万筆の署名を集めました。それを6月15日に首相官邸に持っていき、藤村官房長官に提出しました。しかし、その次の日、野田政権は大飯原発稼働を決めました。こんな政府はありますか。主権者の声を、民意を、汗と涙によって集めた署名を、踏みつぶして平然としている。このような内閣に、私たちはノーを突きつけたい」(「世界」9月号。「さよなら原発」17万人集会の記録から-集会での鎌田慧氏の発言より)少しは「信頼して」50年近くとってきた「朝日新聞」ですが、上のようなニュースは全く報じないか、目立たない隅の方にちょっぴり載せるだけ。逆に、国民の多くが反対したり、懸念している消費税やTPPなどでは、終始野田内閣の尻をたたいて悪政推進側に立ち、「公平」な立場など微塵も感じられません。で、この際思い切って止めました。
八ヶ岳山麓から、猛暑の我が家に帰って10日。庭や畑は草ぼうぼう。居間のエアコンは故障で、耐えがたい暑さですが、帰省してきた孫と市民プールに行ったほか、最低限の庭の手入れで汗を流しました。庭ではカミサンがばらまいた種から、タカサゴユリ(写真)が開花しているのを見つけ、秋近しのかすかな気配も感じました。エアコン修理には明日来るそうです。
6月30日の首相官邸前のデモの報道についての「大新聞」の評価があります。
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玉川徹@tamakawat
今朝の朝刊各紙の1面を比べてみると面白い。昨日、官邸前で行われた大飯原発再稼働反対デモに関する記事に、どれぐらいの面積を割いているかで原発問題に対する姿勢が分かる。東京新聞27%、朝日新聞と毎日新聞が7%、日経・読売・産経が0%だ。こういう観点で新聞購読を決めてもいいのではないか