2012年8月4日土曜日

苔が美しい北八ヶ岳

昨日3日も抜けるような青空。朝6時半、麦草峠の駐車場に車を止め、白駒池―にゅうー中山―高見石―丸山―麦草峠と歩いてきました。6時間かかりました。

 このコースは、うす暗い針葉樹の森と、林床のさまざまな苔がつとに知られていますが、HP(http://www.kitayatsu.net/)によれば、日本蘚苔学会によって、「日本の貴重なコケの森」のひとつに選定されている由。新しい説明板も要所に立てられていましたので、これを読みながら歩きました。

 にゅうは、大樹海のなかににょっきり聳えている岩塔ですが、この日は富士山をはじめ360度の大パノラマが楽しめました。

 さて、「フェイスブック」の友人・高瀬さんは、原発に反対し、昨夜も官邸周辺のデモに参加し夜遅く帰宅したことや、アメリカの西海岸で高度の放射能が確認され、マグロ漁が禁止になり、将来損害賠償訴訟が起こされるかもしれない、というニュースをシェアしています。私が涼しいところで、連日遊んでいるのは、いささか後ろめたい気がしないではありません。


 写真上は朝の白駒池、下は倒木の上から芽を出した幼木です。なお、先日ベランダで死んでいた小鳥の名前を訊ねましたが、その後PCで調べてみると、キツツキの仲間のコゲラではないかと思いました。

1 件のコメント:

  1. 水面に映った空の青さが夏の風情を表現しているようです。
    素晴らしい写真ですね!

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