2012年9月7日金曜日

内臓脂肪の怪と原発ゼロ時の電気料金


猛暑で葉は日焼けしたけれど、挿し木で活着したゴムの木。

 4年近く通っている、トレーニングジムに設置してあるタニタの「体組成計」で、月1回程度計測してきたが、体内年齢は現年齢より20歳以上若いと出るのに、内臓脂肪が肥満レベルで異常に高い。若いころ、徹夜麻雀や居酒屋通いで暴飲暴食をつづけていた時期もあったので、そのせいだろうと思って、食事や運動で改善に心がけてきたが、いつ計ってもいっこうに変わらない。

 昨日、後期高齢者の定期健康診断を受診した機会に、そのことを告げたところ、応対した医師は「内臓脂肪の実態を正確に知るにはエコー検査を行うべきです。別料金はかかりますが、他の病気の早期発見にもつながりますから、1年に1回くらい検査をしたほうがいいですよ」といわれて、さっそく受診。肝臓・膵臓・腎臓など、各臓器の黒白写真を見せながら説明されたその結果は、すべての臓器がきれい・すっきりで問題なしと。「酒を毎日飲むって本当?」と訊ねられたほどです。

 長い間気にしてきましたので、医師から写真を見せられながら、太鼓判をもらったのはうれしいけれど、では、体組成計の数値は何だったの!― もやもやは残りました。

親木―褐色の葉が新葉
 さて、これは同じ昨日の夕方5時のNHKラジオ「原発ゼロの課題は…」。テーマは、政府筋発表の、2030年に原発ゼロを実現した場合、2010年時約15,000円の一般家庭の電気料金は約30,000円になる、という驚くべきもの。これに対し解説の富士通総研のカジヤマ氏によると、この計算には家庭の省エネや、自然エネルギーの学習効果が全く反映していない。原発ゼロになっても、電気代がこれほどあがることはありませんとの話。逆に、今後の原発には、フクシマの事故を契機に、安全対策費や事故発生時の補償費等を無視して稼働することは許されないでしょう。そうすれば、原発が安いとは到底いえないでしょう。(要旨)


 要するに、大飯原発再稼働では、需要を多く供給は少なく見積もって、再稼働しないと停電や計画停電など、大変なことになりますよという脅しでしたが、こんどは電気代が下がる要素はぬいて、上がる要素だけは計上して、電気代が上がりますよ、それでも原発ゼロを選択しますかの脅しです。政府のいうことを信じられますか!

 八ヶ岳に行く前、大きくなりすぎて置き場に困るようになった枝2本を切断し、挿し木しておいたゴムの木が、猛暑を越えて活着したので、植木鉢に取り上げました。親木も新葉を出して健在です。

1 件のコメント:

  1. 自分にとって都合の良い情報だけ流すのは戦前の政府のようだと最近は感じています。お上には逆らうなという意を諾々と飲み込むマスコミにも幻滅しています。何を信用して良いものか耳と眼を鋭敏にする必要がありますね。己の判断力を信じて物事を見極めたいものです。

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