2013年3月7日木曜日

子どもの未来を台無しにする原発反対

鳥栖山岳会が昨年立てた道標

 20日以上悩まされてきた頭痛が、山のガスのように徐々に消えていく。首回りや右上腕の凝りも、潮が引くように薄れてさわやかだ。気力が満ちてくるのも分かるよう。

 6日はさっそく定番九千部山行き。登山道の褐色の落ち葉に春の陽光が燦々と降り注ぎ、先月初めまで、岩陰や木の下に残っていた雪は、もうどこにも見当たらない。山頂の温度計は12℃、ほてった体に当たる風が心地よい。灌木には赤いつぼみがふくらみ、寒い間葉を落としていた躑躅は、小さなかわいい葉を広げ始めている。山頂原生林の芽だちはもう少しあとだが、梢がこれに備えて、背をぴんと伸ばし始めているのが分かる。登山口スタート7:40、下山12:10。いつもより1時間近く早いが、これも頭痛快癒効果!

庭のツバキ満開
 3日は市内で催された「原発避難者の話を聞く会」(正式名称は別)に行く。3人の避難者のうちのひとりは、東京から避難してきた、幼い子ども2人をかかえたご婦人(ファイナンシャルプランナー職)で、次のような話には胸をつかれた。「福島で実施された子どもの甲状腺被曝検査で、数人の子どもは甲状腺がんの判定を受けましたが、この子どもたちはこの先学校・就職・結婚で、つまりは生涯を通じて、重いハンディを背負うことになります。そのような子どもが、これからうんと増えていくでしょう」(要旨)

 原発はひとの命、就中こどもの未来を台無しにする! 私は、原発の大半が止まっている、この機会にすべての原発を廃炉にするのが、もっとも現実的だと改めて思う。大したことはできないので、全国の行動に呼応して、当市で10日に行われる「原発ゼロ☆くるめ大行動」に私は参加するつもりである。



 狭い庭のツバキは満開、クリスマスローズが花をつけて、少しずつ華やかになってきました。近いうちに、寒い間敬遠していた畑に出かけ、草むしりをせねばなりません。

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