7月8日、原子力規制委員会の「新・規制基準」が施行されると、待ってましたとばかり、関電・九電などの電気会社が原発再稼動を前提に、即日審査を請求しました。福島原発の事故原因究明も事故収束もおぼつかず、15万人以上の人が故郷に帰れず、筆舌に尽くしがたい避難生活を送っておられるというのに。
首都圏反原発連合のフライヤー |
7月21日は参議院選挙投票日です。自民党は原発について、アベノミクス・「成長戦略」に「原発活用」を明記し、「国が責任をもって、安全と判断された原発の再稼動について、地元自治体の理解が得られるよう最大限の努力をする」として再稼動に前のめりです。民主・公明・維新・みんなの各党も「新・規制基準」に適合すれば再稼動OK、自民党と変わりがありません。
しかし「新基準」そのものが、専門家や関係者から多くのクレームが付いているほか、事故時の避難計画作製を後回しし、関係自治体にまる投げするなど、信用ならぬしろものです。また「国が責任をもつ」といって、どんな責任をもつのか、福島事故を見ればあきれてしまいます。したがって、これらの政党への1票は、危険極まりない原発再稼動への1票といえます。
一方日本共産党は、事故の収束も検証もなく、再稼動や原発輸出など論外。「即時原発ゼロ」を決断し、直ちに廃炉のプロセスに入り、省エネ・節電、太陽熱・小水力・バイオマスなど、多様な再生可能エネルギーを組み合わせて、電力の安定供給を図っていくと主張しています。私は原発反対の1票をこの党に託します。
毎週金曜日、国会周辺で原発再稼動に反対している首都圏反原発連合は、先日参議院選挙に参加する全ての政党の原発についての態度を評価して、フライヤーを作成しましたが、断トツ◎は日本共産党です。先月の東京都議選のように、共産党を躍進させましょう。それが「原発ゼロ」への唯一のみちです。
きょうの収穫はコレ |
家庭菜園では、ジャガイモを収穫し、毎日熟れるきゅうり・トマト・ナスをカミサンが採ってきて食卓にのぼせます。完全無農薬・不耕起栽培(私がときどき草むしりをしていますが)だから美味しいでしょうと、カミサンがいうので、あいまいに相槌をうって食べています。
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